屋根について

強度とメンテナンス性の面から、弊社ではガルバリウム鋼板の立平葺または横葺きを標準としております。


< 暑さ対策 >
ガルバリウム鋼板は、太陽熱による影響を受けやすいため、ガルバリウム鋼板の下に断熱性・吸放湿性・吸音性に優れているインシュレーションボード(繊維板材)を敷き込み、金属屋根に響く雨音を低減すると共に屋内への熱の伝わりを和らげます。

< 耐震性 >
ガルバリウム鋼板は非常に錆にくく厚さも0.35mm~0.40mmと非常に薄く軽いことにより耐震性能が高くなります。
屋根が重いと建物の総重量が重くなり重心が高くなるため、地震の際に建物の揺れが大きくなってしまいます。
建物の揺れが大きくなればそれだけ倒壊してしまう可能性が高くなるので屋根を軽くすることは、建物の耐震性を向上させるうえで有効です。

主な屋根材の重さ(屋根面積1坪あたりの重量)は以下の通りです。
・日本瓦 160kg/坪
・セメント瓦 140kg/坪
・スレート(コロニアル) 68kg/坪
・アスファルトシングル 30kg/坪
・ガルバリウム鋼板 20kg/坪

ガルバリウム鋼板の重量は和瓦の1/8、従来より軽いとされてきたスレート屋根(コロニアル)のわずか1/3ほどの重量しかありません。
建物40坪(屋根面積20坪程度)の場合の屋根重さは、ガルバリウム鋼板0.4t、和瓦3.2tの重さがあります。


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